まとめ

主に、「FA系オンプレミスシステム+クラウド」に関して記載しましたが、決して「クラウド方式」が他の方式より何事に於いても有利な訳ではありません。
 
システムの特性、使う状況、環境、費用などを総合的に考慮し、方式を決定すれば良いと思います。
しかし、「クラウド方式でないと出来ない」内容があるのも事実です、確かにセキュリティー面などの理由から企業のデータの一部をクラウド(WEBサーバ)にトランスファー(転送)するのは多くの方が不安に思われるのは当然かと思います。
 
これらの対策として大手のデータセンターにWEBサーバを構築し、プライベートクラウドの構築しクローズドした環境の構築も可能です。
 
システム構築の際に「こんな事が出来るかな?」と考える時に「クラウド方式なら出来るかな?」と是非一度お考え下さい。

GMSにおけるクラウドとは・・・

GMSにおいて「クラウドシステム」とは、あくまでWEBサーバーサイドのプログラムでブラウザ上で動作するものを指します。
厳密には、スマートフォンなどにおいてアプリケーション(プログラム)をダウンロードして、その機器内のプログラムとWEB通信・WEBサーバを利用したアプリケーション(オンラインゲームなど)もクラウドシステムです。
 
なぜブラウザ上の動作に拘るかは、ブラウザの仕様(W3C)で動作すればある種規格化された条件下で動作するものとなり、機種やOSの垣根を越えた共通のアプリケーション(プログラム)として利用出来るため、大変多くの恩恵を受けることになるからです。